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Home > SABICイノベーティブプラスチックス > Lexan HFD Copolymer |
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SABICイノベーティブプラスチックス |
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2009年11月25日SABICイノベーティブプラスチックスは、最新のコポリマー(共重合体樹脂)製品としてLexan* HFD樹脂を発表した。Lexan HFD特殊コポリマーは、従来のポリカーボネート(PC)樹脂が持つ衝撃強度を犠牲にすることなく高流動性を実現する事ができ、又流動性を犠牲にすることなく衝撃特性を向上させている。Lexan HFDは、卓越した透明性や高強度といったLexanポリカーボネート樹脂の特性として知られている高機能性を基盤として開発されている。この新たな材料によって、特に、薄肉成形や複雑形状が求められる製品、透明性を保ちながら極低温環境に耐える必要があり強い衝撃を受ける製品等に対し、様々な新しい設計手法が可能となる。 SABICイノベーティブプラスチックス、Lexanコポリマー、グローバル製品マーケティングディレクターのBala Ambravaneswaranは、「当社の新しいLexan HFDコポリマーは、Lexan樹脂の機能向上を実現したことで、より優れた設計の柔軟性、非常に高い性能、高度な外観デザインといった様々な顧客ニーズを満たすことができます。」としており、また「私たちは再び最先端熱可塑性樹脂ソリューションのハードルを上げ、当社のPCテクノロジーを高め続けることで、顧客の市場での成功を支援します。」と話している。 独自のポリマー技術によって開発されたLexan HFDコポリマーは、卓越した高性能を発揮する6種の革新的で特殊なポリカーボネート樹脂製品シリーズの1つとなる。Lexan HFDは、金型内応力の低減、低温衝撃性の向上や魅力的な外観デザインを提供することで、他の競合材料にはない全く新しい設計を実現できる。 SABICイノベーティブプラスチックスは、他社にはない技術的な専門知識を用い、2つのモノマーを結合させ、要求の厳しい用途において高性能を発揮する新しいポリマーを作り上げた。環境に配慮した素材を作るという目標を達成するため、この新しいコポリマーには最大5%のバイオ原料が採用されている。Lexan HFDコポリマーは、UV安定剤の有無により5グレードが用意されている。また同社では、難燃性および非難燃性のガラス充填グレード、食品用途向けグレード、他のSABICイノベーティブプラスチックス樹脂をブレンドしたグレード、そして超高流動性グレードを開発中である。同社は、革新的な設計および製造技術を支援する幅広い製品群の供給に注力している。 PCベース素材の可能性を拡大 高い流動性は、ガラス充填材を用いる際に見られる外観上の問題を解決することができる。Lexan
HFDコポリマーは、充填されたファイバー周辺を流れファイバーを隠すため、標準的なガラス充填PCに比べ表面光沢が30-40%高くなる。 Lexan HFDコポリマーは、同じような延性を持つ標準的なPCよりも20°C低い温度で成形加工することができる。このため、熱に敏感な添加剤をその性能を損なうことなく使用することができる。さらに、加工温度が低いため、金型内での加飾成形や二色成形も可能となる。 |
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SABICイノベーティブプラスチックス社について: SABICイノベーティブプラスチックスは、熱可塑性エンジニアリングプラスチックスのグローバルサプライヤーであり、75年にわたり、顧客が直面する大きな課題を解決する画期的なソリューションを提供してきました。現在SABICイノベーティブプラスチックスは、数十億ドル規模の企業であり、35か国以上に事業展開し、全世界で約9,000人の従業員がいます。SABICイノベーティブプラスチックスは、顧客とのコラボレーションや、新たなポリマー技術、グローバルアプリケーション開発、加工技術、および環境に配慮したソリューションへの継続的な投資により、自動車、エレクトロニクス、建築/建設、輸送、医療などの幅広い市場をターゲットに、今後もプラスチックス業界のリーダーであり続けます。当社の幅広い製品ポートフォリオには、熱可塑性プラスチックス、コーティング、特殊コンパウンド、フィルム、シートなどがあります。SABICイノベーティブプラスチックスは、世界の5大石油化学製品メーカーの1つであるサウジ基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation: SABIC)の100%子会社です。 |
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